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2010年3月 科研プロジェクトの一環で、リビアSebha大学のワークショップに参加した時の紀行文です。

「<ゆとろぎ>の時間旅行」

マイヨフ写真
科研メンバーとサハラ砂漠にて(左から二人目がマイヨフ)

科研プロジェクトのメンバーと昼食をとっている時のことだった。一人が「マイヨフは大丈夫かな・・・?」と小さくつぶやいた。 「マイヨフは?セブハの皆はどうしているだろう?」、この問いはこの数か月間、仲間の誰もが心の奥底にもやもやと引っかかってはいても言葉に 出せないでいたことであった。

マイヨフとはリビアのセブハ(Sebha)大学の先生のこと。私達は2010年3月に科研プロジェクトの一環としてSebha大学で開催された ワークショップに招待された。今でこそカダフィ政権崩壊で注目されているリビアであるが、当時私の周りで「リビア」の知識を持っている人は 殆どいなかった。リビアと言えば、カダフィ大佐が恐怖政治をしいている恐ろしい国。人々はその圧制を受けてどれだけピリピリと暮らしていることか? しかし、実際に行ってみると、言い知れぬ平穏でゆったりとした日常があった。

マイヨフに初めて会ったのは2007年3月の東京であった。科研プロジェクトのランチにリビアからの参加者のマイヨフも誘って欲しいと依頼を受けた。 初対面のマイヨフは浅黒い肌に白い歯が印象的な上品な青年研究者であったが、その振る舞いはどこか悠然としていた。ランチの食べ物に 何が含まれているのかを一々確認してから食べるので、ひどく時間がかかった。そしてランチ代を支払った私に対して、それは奢られるのが当たり 前かのような態度で少々戸惑いを覚えた。しかし、その後リビアに行った時にその謎は解けた。リビアでは、招待された客は、堂々と振舞うことが、 招待側に対する礼儀とされているのだ。それまでの私の異文化体験は西洋対東洋の対比が殆どであった。 しかしながら、マイヨフと出会って……続きは[共立女子大学 国際学部報(はなみずき)]でどうぞ。



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